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パタンナー

入院と休職

向上心と希望を見失ってはいけない

わたしは通勤できなくなってからというもの、家で寝てるしかありませんでした。それでもいっこうに回復せず、高熱も続いていたので、ついに入院することになりました。身体に合うくすりを見つけてもらって1月半で退院はしましたが、相変わらず痛みは続いていました。もう勤務は無理なので休職届けを出しました。でも気持ちはちっとも落ち着かず、自分の将来がものすごく不安でした。

息子が夏休みのとき、すこし痛みが楽になってきて、食事をつくれるようになり、お昼は息子とふたりで食べました。そして、わたしはあることを実行しました。それは、文化本校の夏の研修講座を受講すること。もちろん講座は立体裁断! いわば念願の授業を、病身になってやっと受けられたというわけです。なにを隠そう、結婚後の居住地は新宿区でしたから、足が痛くてもタクシーで行ける距離にあったのです。たった数時間の講座でも、わたしは充足感でいっぱいでした。息子の世話や、受講といった何か向上心や希望を持って取り組む対象がなければ、わたしは気持ちの上ですっかり病に負けていたことでしょう。

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