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パタンナー他の職種との関わり 1−デザイナー
パタンナーはデザイナーの内助
子供のころデザイナーを夢に見ていた少女も、大人になるにつれ現実を見つめられるようになり、自分はパタンナーに向いていると知りました。でも、デザイナーについて関心を失ったわけではありません。パタンナーでありながらも、デザインへのこだわりは、デザイナーと同じくらい強いものがあると自負しています。ですから、デザイナーがどんな難題のデザインを出したとしても、わたしはその意図をしっかり汲み取り受けてたちました。意図を汲み取るというのは、デザイン画を見つめるだけでできるはずありませんから、デザイナーと向き合って、しっかりコミュニケーションすることが大事です。
デザイナーの中には、単に奇抜なだけのデザイン画を描くひともいます。これは未熟な新人にありがちな傾向ですが、正直いって一番手に負えない。パタンナーはデザイン画に忠実なかたちを表現するべきとはいえ、表現できない画を出されたのでは、どうにもならないのです。この素材はそんな風に流れないぞ、というようなドレープだったりするわけです。そういう場合は、一応、無理だと説明はするのですが、パタンナーの力不足と思われるのもしゃくなので、ボディに布を止めつけておいて、あとはデザイナー本人に実際にドレープを出してみてもらいました。意地悪でしょうか? でも、デザイナーの学ぶべき部分であることは確かなのです。デザイナーもパタンナーから学ぶことはたくさんありますし、逆に、パタンナーはデザイナーによって磨かれる面もたくさんある、持ちつ持たれつの夫婦みたいな関係といえますか。
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